5-1:???目的がよく分からない
メルマガ第5号で、「組織活性化の取り組みを何度かやってみたが、うまくいかなかった」という例をご紹介しました。
おそらく、心当たりのある会社は、結構あると思います。
うまくいかない理由の一つに、「何のためにやるのか、目的がはっきりしていないこと」があげられます。少なくとも、そのような取り組みに参加する社員たちにとっては、何のためにやっているのかよく分からないことが多いようです。
経営者は、
「社員が受け身で、言われたことしかやらない・・・」
「経営者的な発想を、もっと持って欲しい・・・」
などという悩みを感じています。
そこで、自立型の社員が増えるよう、いろいろな取り組みをします。
ですから、経営者にとって、目的ははっきりしているのです。
それは、「自立型の社員を増やしたい」
そのためには、
→ 社員が自分で考えて、自分で行動するようにしたい
→ だから、上司は口を出さない
という形で、社員の自主性に任せて、いろいろな活動が行われることが多くなるわけです。
ところが、結果としては、何も変わらない・・・
「うちの社員はやる気があるんだか、ないんだか・・・」
いつまでたっても、悩みは続く・・・
どうしてこうなってしまうのでしょうか?
それは、経営者にとっての目的ははっきりしているのですが、社員たちにとっての目的が、はっきりしていないからなのです。
それにもかかわらず、自発性を引き出す活動だからと、社員に自主的にやらせます。社員たちは、目的がよく分からないので、一体どうすればよいのか、よく分かりません。
どうすればよいのか分からないので、当然、活動そのものにも力が入りません。「こんな感じでやっとけば良いのかな?」と様子を見ながら、活動するからです。
また、目的が分からないので、経営者が期待しているのとは、違う方向に行ってしまうということもあります。
当たり前のことですが、「目的は明確にする」ことが大切です。
1度や2度言っただけでは、思いを伝え切れていない可能性があるので、何度も、繰り返し言う必要があるかもしれません。
イヤになるほど繰り返し伝えられるか・・・
そこで、経営者の本気度が問われるようになるのです。
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