ハケンの品格
あれは、たぶん、2年前の今頃のこと。
新宿駅で総武線各駅停車を待っていた私は、ある看板を目にしました。もう内容は覚えていませんが、それが大ヒットしたドラマ「ハケンの品格」の看板でした。
当時、この番組がヒットした要因は、ハケン社員の気持ちを代弁しているからだといわれていました。3ヶ月すれば契約が更新されないかもしれないハケン社員は、正社員から何をいわれても黙って耐えるしかない。。。
でも、本当は一生懸命我慢しているんだ~!!
自分ではいいたくてもいえないことを、主役のスーパーハケン、大前春子がバシッと言い切るところが、スカッと爽やか、気持ちんよか~、グー!だったようです。
2年前のこの番組でも、ハケン社員はハケン社員。3ヶ月の契約期間が終わればどうなるか分からない、不安定な立場として描かれていました。社員食堂を使えないとか、交通費も出ないとか、正社員との違いも強調されていました。
しかし、この主役の大前春子。
やたらと資格を持っていて、ものすごくスキルが高い。お時給(大前春子がそういう)は3,000円で、事務職としては破格の待遇。残業なし、契約延長なし、昼休みはたっぷり1時間などと、強気の条件を出しつつも、引っ張りだこのハケン社員。そんな設定でした。
大前春子はいっています。
「ハケン社員として、スキルがあれば生きていける」と。
「不安定な立場だからこそ、備えが必要だ」
そんなこともいっていたような気がします。
そして、
「それは正社員だって同じ。正社員だっていつリストラされるか分からない。そうなっても困らないように、自分を磨いておきなさい」
結局、みんな誰でも、何かの時に備えて、自分を磨いておく必要があるということです。どんな状況になっても生きていくために。
そんなメッセージを、この大前春子はいっていたように記憶しています。
このドラマは2年前のものです。
ここで描かれているハケン社員と、現在のハケン社員はそれほど変わっていないと思います。もちろん、ドラマの中で描かれているのは、製造業のハケン社員ではありません。事務職のハケン社員です。
しかしながら、そのことは、このドラマが放つメッセージそのものには、あまり影響を与えません。
結局、自分の身は自分で守るしかない。
もちろん、この世の中で生きていく者同士の助け合いは必要でしょう。でも、それは、自分がやるだけのことをやった上での助け合い。
最初から当てにするものではありません。
天は自ら助くる者を助く
その通りだと思います。
たとえ天じゃなくても、努力している人を助けたくなるものです。
やっぱり、一人ひとりががんばっていくしかない!!
私も、がんばります!!
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