会社はパズル
仕事がら、助言を求められて、それに応えることがあります。そのとき、気をつけなければいけないことは、部分最適になってはいけないということです。
たとえば、営業部と製造部が会社にあるとします。よくある話ですが、営業部の都合と製造部の都合は、相反することがたくさんあります。
営業部は、すぐに納品したいから早く作って欲しい。
でも、製造部は、そんな急な注文には応じられない。
営業部は、お客様の要望に柔軟に対応したい。
でも、製造部は、工程が乱れるので、あまりやりたくない。
製造部は、高い品質を追求するために、それなりに時間をかけて作りたい。
でも、営業部は、とにかく早く作って欲しい。
などなど。
どちらが正しいのかは、その状況によりますが、それぞれの部門に、それぞれの言い分、主張があるわけです。
で、私が聞く話は、どちらか一方の言い分だったりします。その話だけを聞いて、助言してしまうと、会社全体としては軋轢が生じることもあるわけです。
結局、会社は、パズルのようなものだと思います。とりあえず、今、いろいろなピース(部門や人)があって、一つの絵を完成させています。素晴らしい絵かどうかは分かりませんが、とりあえずは、すべてのピースがはまって、完成している状態なのです。
そこに、あるピースに対して、もっと大きくなれとか、もっと丸くなれとか、もっと形を変えろとか、個別の指示を出してしまうと、実は、他のピースにも影響が出ます。はまらなくなったり、隙間ができたり、はみ出したり。結局、一応はできあがっていた絵全体が崩れていくことにもなりかねません。
それは困ったこと(puzzle)です。
何か一つ手を打つときには、そこから必ず様々な影響が派生します。作用があれば反作用もあるし、副作用もあります。それらをすべて考慮に入れて手を打っていかないと、問題が生じます。
また、組織は、多種多様な人が、相互に関連し合ってできているので、その影響も無視できません。
全体のバランスを考えることとともに、どんな影響が広がっていくのかを想定しておかないと、とんでもないことになる恐れもあります。
素早い決断も重要ですが、冷静かつ客観的かつ包括的な決断も重要です。
そんな決断力を持ちたい。。。
まだまだ勉強です!
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