俺の経営のどこが悪い!
昨日は、同友会の例会に参加しました。
そのタイトルが今日のタイトル。
すごいですよね。
ちなみにサブタイトルが、「なぜこんなに社員が辞めるのか」
普通は、もう少し格好のいいタイトルで、きれいにまとまった話になるのですが、今回は、タイトル通り、社長の本音での報告でした。
いろいろと感じることはありましたが、社長の話からだけでは判断できません。社員側からは、同じ事実でも違ったとらえ方をしていることがありますから。
これは、どちらが正しいとか正しくないという問題ではありませんが、とにかく、認識の違いは念頭に置いておかなければなりません。
社長がよかれとやっていることであっても、社員からすれば、ありがた迷惑ということもあります。
なんでも社長の目線、基準で考えてしまうと、社員にとっては、居心地の良い会社ではなくなります。居心地がいいというのは、楽で、給料が高くて、、、というような意味ではありません。多少仕事が大変でも、やりがいがあり、人間関係も良好で、この会社で働き続けようと思えるような環境という意味です。
中小企業は、経営者=オーナーということも多いですが、これを意識しすぎると、あまり良い会社にはならないように思います。
自分がオーナーなんだから、最後は俺が決める。
俺の会社なんだから、高い給料もらって何が悪い。
借金を背負っているのは俺で、社員は気楽でいいな。
このような考えを、全面的に否定することはできません。確かに、その通りだとも思います。でも、このような思いが心の底にあれば、結局、会社は「俺の会社」であって、社員にとって「自分たちの会社」にはなりません。
そうしたら、社員ががんばって働こうという気持ちにはならないのが当然です。
どうして、社長の会社のために自分ががんばらなきゃいけないのか。
そう思ってしまうからです。
今日の報告者も、時々、「自分がオーナーだから、最後は自分が決める」というようなことを思うそうです。当たり前ですけどね。
その「最後は自分が決める」というのは、当たり前だし、そうするべきです。その後、どうしてそのように決定したのかを、きちんと説明すれば、社員も納得します。
でも、「俺が決めて何が悪い」というような雰囲気を醸し出すと、社員の心は離れていくでしょう。
最終決定するのは、確かに社長。
でも、会社は、みんなの会社。
「会社は誰のものか」といえば、確かに株主のものかもしれません。でも、社員も重要な関係者であることは間違いありません。持ち主である社長だけになってしまったら、会社ではなくなってしまいます。会社を存続させるためには、いうまでもなく大切な、大切な存在です。
順調に成長していく会社になれるかどうか。
その分かれ目は、そのあたりの社長の考え方次第なのかもしれません。
同友会の労使見解も、そのことを表現しているように思います。
« もうすぐ総選挙! | トップページ | グリーン・リカバリー »
「企業経営」カテゴリの記事
- 過去の分析で、将来を予測できるのか(2010.08.31)
- ちょっとしたアイデア(2010.08.25)
- 渋谷のHMVが閉店(2)(2010.08.23)
- 経営にはレシピはないが、原理原則はある(2010.08.05)
- 企業の本当の強みとは(2010.07.27)
「社員の満足」カテゴリの記事
- 私が会社を辞めた理由(2010.04.28)
- X理論・Y理論と仕事のやりがい(2010.04.10)
- チームワークは必要条件(2010.03.26)
- やってみたら楽しかった!(2010.03.07)
- 社員満足とは ~ 働きがいのある会社(2010.03.01)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/47027/45651814
この記事へのトラックバック一覧です: 俺の経営のどこが悪い!:






コメント