プロはすごい! Part2
昨日書きましたが、この人はすごい!と思った、プロの人たち。
実は、何人か思い出したのですが、結局一人だけだったので、今日もその続きです。
数年前に、あるコンサルティング会社に呼ばれて、ある会社の管理職のアセスメントをするという仕事をしました。
外部の人間の目で見て、どの程度の価値があるか、将来性はどうかを判断するというものです。
まず、対象者の職務経歴書を渡されて、それを読み込みます。次は1時間ちょっとのインタビューで、職務経歴書をもとに、具体的に、細かく聞き出します。
たとえば、壁にぶつかったときに何を考えて、どう乗り越えたか。
成果をあげるまでに、どのように考え、どのように進めてきたか。
部下の育成では、どこに気をつけて、どんなことをしているか。
その人の視野がどの程度なのか、考え方はどうなのかを聞き出します。
そして、その方の評価をします。あらかじめ項目が決められており、それぞれについて5段階で評価をします。
この仕事を受けたとき、アセッサー(アセスメントをする人)が集められ、事前の研修を受けました。アセスメントの進め方を確認し、判断基準を合わせるためです。
そのとき、説明をしてくれた人がすごい!
職務経歴書を見ただけで、その人がどんな人か、性格や考え方まで分かるというのです。会って話をする前に、ほぼその人の全貌が分かるというのです。
それを聞いたとき、「また、大げさなこといって」と思いました。確かに、職務経歴書を見れば、どんな仕事をしてきたかは分かります。でも、その人の性格や特徴までは分からないだろうと思ったのです。
でも、やってみて分かりましたが、確かに分かるようになるんです。
私は、2年ぐらいの間に、延べ150人ぐらいの人にインタビューをしました。最初のうちは、職務経歴書を読んだだけでは、どんな人かよく分かりませんでした。想像したりしますが、それが外れることも多かったのです。ところが、最後の方は、職務経歴書を読めば、大体分かるようになりました。
私の場合は、“大体”分かるという程度で、アバウトなのですが、それでも、やり続けていたら分かるようになりました。前述の方は、その道のプロなので、かなり細かいことまで読みとることができるようです。
同じ事実を見ているのに、そこから読みとれる量が違うのです。
やっぱり、プロは違います!
これも、こういう経験をしなかったら、信じられなかったでしょう。
何でも、自分の経験や基準で判断してはいけないということです。
熟練技能者は、指先だけで1ミクロンの差異を判断できるといいます。
絶対音感があると、駅の出発メロディ(ベル?)がドミソで聞こえるそうです。
そういえば、びっくり人間大集合に出てくる人もすごい人ですね(笑)
世の中には、自分には分からなくても、すごい人たちがたくさんいるんですね。
昨日のピアニストは、見た目は普通のおじさん(失礼!)です。
今日のコンサルタントも同じです。
人は見かけによらない。。。
何気なく見えても、すごい人はすごいんですね。
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