ジキルとハイド
先日、本棚の奥を見てみたところ、『ジーキル博士とハイド』という本が出てきました。そういえば、昔、読んだような気がします。
細かいことは覚えていませんが、大まかなところは覚えています。というか、本を読んでいなくても、多くの人が知っているでしょう。
で、せっかく奥の方から出てきたのだから、この際読んでみようと思い、読んでみました。100ページちょっとしかない薄い本だったので、気軽に読み始めたのです。
善人で、地位もあるジーキル博士と、いかにも悪人のハイド。実は、同一人物。悪人のハイドは、実は善人のジーキル博士の中に眠っている悪魔の部分。
最初は、薬を使って、時々悪のハイドになっていたジーキル博士。次第に、薬がなくてもハイドになってしまい、最後は善人のジーキルに戻れなくなる。
自分の中に眠っている悪を生かし始めたら、だんだん強くなって、最後は悪が勝るようになってしまったということでしょう。
この本は、アイデアの斬新さ、奇抜さ、インパクトなどで、世に広く知られるようになったのだと思っていました。でも、改めて読み直してみると、人の本質というか、怖さを感じます。
どんなに良い人であっても、どんなに良い人になろうと思っても、人の中には、悪の部分が眠っています。本当に、それを態度や行動で出してしまうこともあります。でも、たいていの人は、自分の中の悪なる部分を排除し、善なる部分を中心に据えて生きていこうとします。
でも、何かのはずみに、そういう悪を覚えてしまうと、もう戻れなくなるということです。悪の快感を知ってしまうと、善には戻れなくなるということです。
一種の麻薬のようなものといえばよいのでしょうか。
世の中、いろいろな誘惑が潜んでいます。
でも、それに負けてはいけません。
正直に生きるのが一番!
「正直者はバカを見る」などともいいますけどね。
でも、それは近視眼的なものの見方であって、長い目で見れば、正直者が馬鹿を見るなんてことはあり得ない。
いえ、あってはならないと思います。
最後は、正しいものが勝つのです!!
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