社風を変えた女性経営者
先日、テレビのニュースを見ていたところ、ある女性経営者が取り上げられていました。
お酒を少々いただいて帰ったところだったので、内容を完全に覚えているわけではないのですが、いくつか印象に残りました。
その女性経営者はアラフォーで、その会社はメッキ加工の会社です。女性経営者は、もともとは違う仕事をしていましたが、会社が経営不振に陥り、娘であるその経営者が継いだとのこと。
そして、積極的に、新しいことに取り組んでいったようです。
たとえば、自分自身が子育てをしているので、子育て中の女性(そうじゃない女性もだと思いますが)が働きやすいように環境を整えたり、積極的に社員に話しかけたりしたようです。
持ち前の明るい性格で、ドンドン社員に話しかけ、社員との垣根を壊していったようです。
たぶん、もともと経営者の娘さんですから、いろいろと難しいところもあったと思うんですよ。
ここからは、私の想像ですが、、、
ベテラン社員は、子どもの頃から知っていて、その娘が社長といわれてもピンと来ないとか、突然就任した社長に距離をおく社員がいるとか、「何も知らないくせに」と最初から反抗的な社員がいるとか。。。
あくまでも想像ですが、とけ込むためには、苦労もしたと思うのです。
でも、自らが積極的に話しかけて、関係を築いていったようです。
また、顧客開拓をするために、熱心に新規営業をやっていったようです。それまでの常識にとらわれず、というか、もともとこの業界の常識はないと思うのですが、新規分野にもチャレンジしていったようです。
すると、社員も変わってきたそうです。どんどん、新しい提案をするようになってきたそうです。
「社長がチャレンジするから、自分たちもやらなきゃと思って。。。」
ベテラン社員が、そのようなコメントをしていました。
ベテラン社員は、たぶん、変化には抵抗があったと思うんです。これまでの習慣がありますから、そこから抜け出すのは大変だったと思うのです。
それに対して、「変われ!」とトップの力を利用して命令するのではなく、自らが率先して、新しいことにチャレンジしていった女性社長。
そのことによって、会社が変わっていったようです。
これこそ、リーダーシップ!
もちろん、社長が営業していちゃダメだとか、反対意見もあるでしょう。
でも、危機的状況な時。
「これは社長の仕事じゃない」という仕事があるのでしょうか!
たぶん、ないと思うのです。
優先順位はあると思いますから、すべてを社長がやるわけではないでしょう。でも、平時の役割とは違う役割があると思うのです。
そういうとき、社長自ら率先して汗をかくからこそ、周りの社員もその社長についていく気になる。
逆に、「お前らしっかりやれ!」と、口先だけで叱咤激励していても、たぶんついていきませんよね。
たぶん、この女性経営者は、社長と社員の壁を自らぶち壊して、風通しの良い雰囲気や一体感を作り出したのだと思います。
その上で、自ら率先して、新しいことに取り組んでいくことで、手本を示した。
これは、組織改革の定石です。
ただ、実際にやるのは意外に難しいんですけどね。
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