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励ましの言葉

励ましの言葉というのは、とても難しいものです。

もっとも、これから何かに挑戦しようという人に対する励ましは、特に難しいことはありません。何かに挑戦するというほど大げさではなくても、前向きに、積極的に行動していこうという人を励ますのは簡単です。

「がんばれ!!」というようなことをいえばいいのです。

難しいのは、何かに悩んでいたり、落ち込んでいたりする人への励まし。

実は、The West Wing(ホワイトハウス)というアメリカのドラマがあるのですが、それを見ていて思いました。大統領の次席補佐官であるジョシュ・ライマンが大きな失敗をして、一人の民主党員が離党するなど大騒ぎになります。

ジョシュ本人も、失敗したと思っています。もちろん、落ち込んでいます。でも、いつまでも落ち込んでいられないので、前向きにいこうと次の日の朝を迎えます。

すると、周りの人がいろいろと気を遣って、彼に優しく、励ましの言葉をかけるのです。

周りの人は、よかれと思って励ましの言葉をかけています。アシスタントのドナは、言葉では励ましませんが、いつもとは違う行動で、彼を励まそうとします。

当然、本人は気づきます。

そうやって励ましてもらえてありがたいと思う反面、逆に落ち込みます。なぜなら、自分は「そこまでみんなから励まされるようなことをしてしまったのか」と失敗した痛みがぶり返すからです。

さて、こんなときは、どうしてあげるのが本人のためなのでしょうか。

たぶん、何事もなかったかのように、放っておくことが一番いいのではないかと思います。放っておくというのは表現がよくないかも知れません。いつも通り、普段通りにつきあうのがいいということです。

もし、相手が何かを求めてきたら、それに従えばいい。

たとえば、話を聞いて欲しいとか、一緒に酒を飲もうとか。

よく分かりませんが、普段とは違う言葉や行動よりも、何もせず、静かに暖かく見守るのが一番なのかなと思いました。

気づかない振りをしておくのも、相手のためではないかと。。。

そうすることで、相手のプライドを傷つけずにすむこともありますからね。

こちらとしては、何とかしてあげたいという気持ちから、何らかの働きかけをしたくなるんですが、それはこちらの勝手な思い。たとえ、よかれと思ってすることであっても、ひょっとすると相手からすればよけいなお節介かもしれません。

黙って見守っているだけだと、何だ冷たいやつだとか、何も気づかない鈍いやつと思われるかもしれないですけどね。

結局は、時と場合によって、適切に対応すべしということでしょう。

難しいことですが。。。




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