世界は感情で動く
マッテオ・モッテルリーニという論理学や経済学などを研究している方の本です。
副題が、「行動経済学からみる脳のトラップ」
ベストセラー『経済は感情で動く』の第2弾という本です。
第1弾は読んでいませんが、行動経済学に興味があったので読んでみました。
内容はといえば、人が判断するときに陥りがちな39のトラップについて書かれたもので、確かに自分にも当てはまるなぁというものがたくさんあります。
最初に登場するのは、「予言の自己成就」
一人ひとりが、自分の予測にあわせた行動をとることによって、社会的にそれが実現するというもの。。。
ってなんだか分からないかもしれませんが、、、
たとえば、「○○株式会社の株が上がる」という噂があって、それを信じた人が大勢いる。その大勢の人が○○株式会社の株を買う。当然、本当に○○株式会社の株が上がる。
そんなことをいっています。
これが正しければ、「みんながこれから景気が良くなる」と安心して、貯蓄を消費に回せば、本当に景気が良くなるわけです。
一応、理論的には。。。
もっとも、今の状況ではなかなか楽観的に見ることもできず、そのようなマインドは形成されないようですが。
こんなときこそ、強いリーダーシップが求められるんですけどね。
まあ。。。その件については、今日はおいておきますが。
本の内容は、経済学というよりは、心理学の色の方が濃いような気がします。
個人的には、
・他人は辛く、自分には甘い
・みんながやっているから、というような群れ思考
・高いワインの方がうまいわけ~ハロー効果
など、組織の中で、人が惑わされるトラップについて、改めて気をつけようと思いました。
357ページあるので、一気に読むのは辛い気がします。
39のテーマに分かれているので、気が向いたときに一つずつ読むのが良いのではないかと思います。
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