いい社員は会社がつくる Part2
昨日からの続きですが、書き始めてから、また誤解を招きそうなことを書いているなぁと思いましたが、それでも途中でやめるわけにもいかず、、、まあ、仕方がないので続きを書こうと思うわけです。。。
とりあえず、あくまでも一般論だということで。。。しつこいようですが。。。
昨日は、GEのジャック・ウェルチの話で、マネジャーを4つに分類したとき、どのタイプがいいかという話でした。
(1) 成績がよくて、会社の方針に従っている人
(2) 成績がよくて、会社の方針に従わない人
(3) 成績が悪くて、会社の方針に従っている人
(4) 成績が悪くて、会社の方針に従わない人
で、問題は(2)と(3)がどうなるかということなのですが、ジャック・ウェルチは、成績よりも会社の方針に従うかどうかを重視しているということを書きました。
どうしてかといえば、いくら成績がよくても、会社の方針に従わない人は、会社の文化、風土、連帯感、規律などを乱す可能性があるからです。風土とか規律というのは、定量的にはかれるものでもないし、明確な形があるわけでもありませんが、これが崩れると、全体がガタガタになる恐れもあります。
いくら成績がよいとしても、個人の成績は個人の成績。
文化・風土などを乱してしまうと、これは組織全体の成果にも影響します。
ですから、とにかく自社の理念を理解し、方針に従う人が大切になるのです。
そのため、社会人として色に染まっていない新卒の社員を雇用した方が育てやすいということにもなるわけです。
そのことについては、私も否定しません。その通りだと思います。
でも、仮に中途採用で入社してきて、(2)に見える社員がいたとしたらどうするか。
私は、いろいろと考えた方がいいと思うのです。
私も経験がありますが、転職すると、前の会社との違いに戸惑います。
「この会社はここがおかしい」
「前の会社の方がよかった」
そんなことを思ったこともあります。
でも、その一方で、新しい会社に入社して、この会社で成果を上げよう、ここでがんばろうという意欲もあるのです。
いえ、意欲があるどころではなく、意欲に満ちあふれているのです。
それでも、入社してしばらくすると(2)になってしまう可能性があります。
なぜ、そうなるのかは人によるでしょうし、従わないといっても、完全に逆らうのか、少し抵抗を示すのか、一応は従うけど乗り気ではなさそうとか、いろいろあると思います。
ですから、一概にはいえませんが、大切なのは、「どうして従わないのか」その原因を探ることです。
原因を探るといっても、ただ単にその人の考えを聞けばいいだけです。
でも、これが難しいですね。。。現実的には。。。
経営者には経営者の考えがありますから、それは簡単に覆らないでしょうし、社員の考えを否定したくなることもあると思います。
それでも、私は、否定せず、黙ってひたすらその社員の考えを聞くべきだと思います。
その会社にその会社の歴史があるように、その人にもその人の歴史があるわけです。会社の歴史、文化を大切にしようとするのなら、その人の歴史、文化も尊重してあげないといけないと思うのです。
話が飛びますが、これからの日本は、単一民族で、あうんの呼吸で何でもいけるという国ではなくなってくると思います。というか、今でも徐々になくなりつつあります。
アメリカのような人種のるつぼ(最近はサラダボウルというそうですが)にはならないにしても、多様な考え方を持った人が混在する社会になっていくことは間違いないと思います。
会社を見ても、かつては、終身雇用で、一度入社したら定年まで勤めるということが当然の社会でしたが、今では、転職することが当然のようになってきています。どちらがいいとか悪いではなく、現実としてそうなってきています。
つまり、会社も、多様な企業文化を経験した、多様性のある人材であふれるような時代になってきているということです。
これは時代の流れなので、逆らうことは難しいでしょう。こういう流れに乗りつつも、自社の理念、文化をどう守っていくかを考えるべきだと思います。
そうすれば、(2)の人材は、もっと活躍できるはずです。
もともとは、やる気があるんですから。
もっとも、これは経営者側だけの問題ではなく、転職してきた社員の心構えの問題でもあるんですけどね。
先ほどとは反対で、その会社にはその会社の文化、しきたりがあるんだから、きちんと尊重するべき。。。ということです。
それをどこまでやれるか。。。どこまでやろうという気があるか。
きれい事かもしれませんが、お互いが尊重しようとすれば、多少の違いは何とかなると思うのです。
だって、それができないような人なら、採用されてないはずですから。
関門を突破した人材なのですから、お互いの努力で何とかなるはずです。
そして、こういう人材をうまく活用できるかどうかも、企業の成長のカギになると思うのです。
長々と書いてきましたが、結局は、ちょっと問題ありそうな社員だとしても、会社側の対応次第で、いい社員になっていくと思うのです。
もちろん、すべてがうまくいくとは思っていません。
実際、私自身も失敗の経験者ですから。。。
でも、自分が失敗の経験者だからこそ、何とかできるんじゃないかとも思うんです。
しつこいですが。。。
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以前経営指針委員会でネタとして取り上げてみました。受講者やOBがどのような考えを持っているんだろうと思って・・・。
で、(1)は問題なしとして、やはり分かれるところが
(2) 成績がよくて、会社の方針に従わない人
(3) 成績が悪くて、会社の方針に従っている人
会社の方針に多少従わなくても、中小企業の場合、売上を落としたくないと考える社長がいます。多少の文句は言っても、(2)の社員を留める必要性があるという現実は拒否できません。
しかし、いつでも成績がよいとは限りません。悪くなったら辞めてもらうのでしょうか?
方針に従わないといっても、どの程度従わないのかにもよりますが、ルールを設けて従わなければペナルティーをとればいいし、それが嫌なら辞めていくでしょう。
一方、会社の方針には従うんですが、成績が悪い人。恐らく、こういう人が一般論的には多いのではないでしょうか?会社とベクトルが合っているのであとは成績次第といったところ。どうにでもなると思うのです。
(4) 成績が悪くて、会社の方針に従わない人
これは問題外ですが、どうすればいいんでしょうね。結論は先送りで!
投稿: のぶ | 2010/06/11 09:41
のぶさん
こんにちは。
そうですか。やっぱり、(2)と(3)は、それぞれ微妙なところがありますよね。
確かに、成績はいつでもいいとは限りませんし、方針に従ってくれる人は、だんだんできるようになってくるということもありますしね。
また、(2)だからといって、何でも許すというのは、周りへの悪い影響がありますから、やりすぎは禁物ですよね。
いろいろ難しいですね。
確かに、(4)は、実際にいる場合には、対処に困りますね。
結論は、私も先送りにしておきます。。。
投稿: おのせ | 2010/06/11 11:53